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6月28日(金)公開の問題作『新聞記者』 主演の松坂桃李×シム・ウンギョンらを迎えて完成披露上映会を開催

6月28日(金)の公開を前に『新聞記者』の完成披露上映会が都内で行われ、主演の松坂桃李とシム・ウンギョンをはじめ出演者、藤井道人監督が登壇した。
写真は左から高橋和也(松坂演じる杉原の元上司・神崎俊尚役)、北村有起哉(ウンギョン演じる新聞記者の上司・陣野和正役)、シム・ウンギョン(新聞記者・吉岡エリカ役)、松坂桃李(内閣情報調査室職員・杉原拓海役)、田中哲司(内閣参事官・多田智也役、杉原直属の上司)、藤井道人監督。    (2019年6月9日記)

シム・ウンギョン 「ちゃんとやれるのかどうか悩んだ時期がありました。でも自分の持っている集中力を出して頑張りました。この映画での経験は貴重で、
          自分の演技も成長できたと思います」
松坂桃李 「濃厚なスケジュールの中で全員が一丸となってやりました。役柄的にも葛藤に揺れるズシンとくるシーンも多く、メンタル的に気持ちを上げることが
      難しかったです」

田中哲司 「怖い役ですがそれは暴力的な怖さではない。あえて淡々と優しく演じて逆に怖さを醸し出そうと思いました。これまでさまざまな悪い役をやってきた
      けれど、集大成的なものになりました」
松坂桃李 「怖かったです。なにか静かなものがゆっくり来るようなそんな怖さがありました」

北村有起哉「脚本を読んで血が騒ぎました。大きなワクワク感があって、これは絶対に参加するべきだと迷いはありませんでした」
高橋和也 「松坂さんとは初共演ですが、シュッとしているなあと思いました。僕の役はやさしい役なので、初対面のときからうまくいったと思う」
松坂桃李 「優しく包み込んでくれるような安心感がありましたね」




自身が演じた新聞記者になりきって松坂桃李に質問するシム・ウンギョン。

ウンギョン 「どのようにセリフを覚えますか?」
松坂    「焼き肉を焼いたり、なにかをしながら。なにかをしながら覚えることで自分に負荷を与えているのかも」

ウンギョン 「休日のすごし方は?」
松坂    「ひたすらテレビを見ます。朝はニュース、昼はワイドショーやアニメとか、夕方のニュースやドラマも見て、ずっとテレビ 」

ウンギョン 「最近泣いたことはありますか?」
松坂    「滅多に泣きません。それこそひじを思い切りぶつけて思わず涙が出たとか、すごく痛くて」
北村    「映画とかでは泣かないの?」
松坂    「泣いたことがなくて…。感動はしますが涙腺が緩むことはありません。スイマセン、こういう仕事をしているにも関わらず」
北村    「僕はこの『新聞記者』でけっこうきましたよ」

松坂    「ウンギョンさんの好きな日本語は?」
ウンギョン 「ナウい!」

ウンギョン 「きょうは日本のお客さんに初めて観てもらうことになります。ジャーナリズムのお話ですが、その中に人間群像が見える映画です」
松坂    「いまだにこの作品においていいワンワードが出てきません。こんなことは初めての経験。それだけひと言では語れない作品ということ。
       これからご覧になるみなさんには、先入観を持たずに思ったままの感想を聞かせてもらえたら幸いです」

『新聞記者』  2019年6月28日(金)から新宿ピカデリーほか
監督:藤井道人 出演:シム・ウンギョン/松坂桃李/高橋和也/北村有起哉/田中哲司
2019年日本(113分) 配給:スターサンズ/イオンエンターテインメント
      




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